2009/06/02

バロックコンサート

一昨日の日曜日、東京杉並区の高円寺にあるベリス・メルセス修道院で
おこなわれたコンサートに行ってきました。

前にお話ししたことのある内田輝さんプロデュースで、

淺川太平さんのクラヴィーコードというオルガンの即興曲の演奏と
宇治川朝政さんのリコーダーと福間彩さんのチェンバロの二人による
テレマン、ヘンデル、バッハの作品の演奏でした。


クラヴィーコードは初めて見て、聞きましたが、なんと表現したらよいか
静かな、繊細な響きのオルガンです。
厳粛ながら優しい(と私は思います)聖堂と、その日展示された
内海信彦さんという作家の屏風からイメージした即興曲は見事な調和でした。

そして、リコーダーとチェンバロの演奏は心の中まで染渡りました。
お二人のテクニックはもちろんのこと、きっと人柄だと思いますが、優しさが
伝わってくるような響きでした。
数々のコンクールで賞をとっているそうなので、当然でしょうが。
宇治川さんは今年、ドイツの国際テレマンコンクールで優勝したそうです。

私は失礼なことに、リコーダーでコンサートをするということがあるということを
知りませんでした。
小学校、中学校のときは誰でも持っていたけれど、あんなに地味な楽器が
あれ程美しく、感動するとは、知りませんでした。
宇治川さんは小学生の頃からリコーダーが好きで、音楽が好きで、勉強し
迷わず今の道を進んできたんでしょうね。
そして彼の音楽を伝えたい気持ちが、人に感動を与えるのでしょう。

迷いがなく、歩めるのは良いですね、私はいい年をしてまだ、迷いながら
歩いていることも多いので、彼らの姿勢がすごく素敵だと思いました。
私も、ちゃんと前を向いて進まなくちゃと思いました。

日曜日の昼下がり、癒やしと若いアーティストのパワーをもらい、
とても素敵な時間をすごすことができました。