植物工場とは、植物を露地栽培ではなく、
蛍光灯やLEDを使った完全制御型と
太陽光利用型、その名の通り太陽光を利用して植物を育てます。
畑ではなく、どちらも屋内で、土も使いません。
それが、植物工場ということです。
なんだか、随分機械的な感じがしますが、
そこで作られているものはとてもかわいらしい、やわらかい野菜たち。
スーパーに並んでいる植物工場産のレタス類やハーブ類を
見たことや買って食べたことのある方も多いと思います。
私も完全無農薬ということや、色や形が料理に映えるのでたまには使っていました。
どんなふうに作られるかは知っていましたが、安全性とか、栄養価など
知らないことも多かったので
セミナーのお誘いを受け、その疑問の解消になるかと、参加をしてきました。
まず利点は、自然被害を受けないので、安定した供給を見込める。
品質のばらつきがない。
無農薬、細菌が少ない、無洗、長持ち。
ロスが少ない。
栄養価は高い。
そして課題は建屋設備、証明設備の低減、
商品の低価格化。
はあ。もう少しやすくなれば良いこととだらけ。
いや、待てよ。
野菜はやっぱり露地もので、理想は無農薬。難しければ、せめて低農薬。
と、思う。同じようにお思いになった方もいらっしゃるかと。
太陽光型の講演をされた
千葉大学大学院、園芸学研究科 丸尾達准教授によると、
現在、そして今後も問題となる、
気象変動。
農業従事者の減少。
作り手が減るということは、野菜も少なくなる。
このままいけば10年後には今のように野菜が豊富に手に入らなくなる。
お金を出しても買えなくなるという日が来るかもしれない。
輸入に頼るのは安定的ではない。
そんな問題を回避しようとするのが
安定した生産のある、植物工場というわけです。
労働も軽くなり、ロスが少なくなれば、利益も出る。
農業従事者=植物工場従事者が増える。
そうなるために、今後も研究を重ねていることはもちろんのこと、
重要が多くなれば、価格も下げられるので是非買って欲しいということです。
やっぱり野菜は露地ものが良いという気持ちは変わらないし、
もちろん、国産の露地野菜は買わなくてはいけないけれど、
将来のことはとても重大な課題だと思います。
植物工場産はまだ品種も少なくサラダ用の野菜が主。
他のものと取り混ぜて、是非使いたいと思います。
スーパーで『エコ作』とか『スマイルリーフ』というブランド名でビニールに
入っています。ご覧になってみてください。
ちなみに、植物工場生産第一号野菜はカイワレだそうです。
子どもや孫やひ孫の代、いやもっと後世まで
ずーっとおいしい野菜や果物が食べられる地球でありますように。
2011/02/10
植物工場セミナー
投稿者
hiyori
時間
20:44
