2008/12/31

感謝

あっという間に大晦日。
今年もあと4時間あまり。

12月に入って楽しかったことやうれしかったことがたくさんあり、
お伝えしたいこともあったのに、とうとうこの日になってしまいました。

今年はひとと出会う喜びをあらためて感じた一年でした。
料理教室や食堂をやっていなかったら、知り会うはずのないひととの出会い、
食堂をやっていたからできた再会。
会話をさせていただき、刺激をうけ、感動し、
本当にしあわせな一年でした。

料理教室の皆様、
食堂に足をお運び下さったお客様、
アドバイスをしてくれたり、お食事にさそってくれた友人たち。
すべての方々に感謝いたします
本当にありがとうございました。
来年も皆様が、私の料理を通してしあわせを感じていただけるよう頑張ります。




昨日はヤマダさんミヤタさんと忘年会。
とてもおいしいシャンパンを買ってきてくれました。

メニューは
モッタジーラとコッパというハム
ゴルゴンゾーラ・ドルチェとその他2種類のチーズ
枝付きレーズン
手作りパン
フォアグラのパテ
イノシシのパテ
Aさんの手作りスモークサーモン
鎌倉野菜のバーニャ・カウダ
叔母がつくってくれた韓国風玉子包み焼き(アルサム)
ブロッコリーとアンチョビのパスタ
真鯛のアクアパッツァ
シャラン鴨のみかんソース焼きねぎ添え

二人が買ってきてくれたシャンパン
ヤマダさんがイタリアから買ってきてくれた白ワイン
ミヤタさんが買ってきてくれた去年かなり酔っ払ってから飲んでも
おいしいと感じた赤ワイン

二人ともほんとにワインの趣味が良い。
いつもはずしません。


それでは皆様、良いお年をお迎えくださいませ。

2008/12/15

忙しい・・・

昨日は休みだったので、そろそろ大掃除を。
キッチンを隅々まで汚れを落とし、整理整頓をしよう!と決めていました。
しかし急な来客があり、忙しく、結局大掃除はできませんでした。

つくづく、この「忙しい」は便利な言葉だなあと思いました。
「忙しい」に基準はないので、
一日に一つの用事があれば、忙しいと感じるひとがいれば、
一日十くらいの用事で忙しいと感じるひともいると思います。
あくまでも個人の主観の問題ですよね。

あまり大きい声じゃいえませんが、
私の「忙しい」は苦手なことを、できない理由にしていることに気づきました。
思えば、
忙しいから掃除ができなかった。
忙しいからアイロンがけができなかった。
忙しいから事務仕事をぜんぜんやっていない・・・等々。

特に私は、常連のお客様に「片付けをしてあげましょうか?」
などと言われてしまうくらいの
筋金入りの整理整頓、掃除下手。

昨日も一日、お客様がいるわけではないので、少しは掃除くらいできるはず。
掃除がいきとどいていない事にうちの家族はもともと、
気にならないのか、慣れたのか、はたまた私がコワイのか、
あまりうるさいことはいいません。
やらなくて困るのは自分なので、自分に言い訳をしているわけなんです。
困りました。
こんな暮れにきてまで、そんな理由をつけ、まだ大掃除モードになれません。
だれか簡単に家中ピカピカになる方法があったらおしえてほしいです。

ブログを読んで下さっている方、ごめんなさい。
忙しくて、10日ぶりの更新になってしまいました・・・

2008/12/05

お弁当用ストック

わが家では夫と娘二人もまだお弁当持ち。
毎日のことで、なるべく手間をかけたくないので
前の晩のおかずの残りや揚げ物などのメインは多めに
作って、お弁当に入れてしまいます。
前日の夕飯と次の日のおかずが一緒ということはあたりまえです。
でも文句は言わせません。


一昨日ははお弁当用になるものがなく、次女が6時過ぎに家を出るので
次の日のためにミートボールを作っておくことに。
最近はめっきりつくらなくなって、こんなメニューがあったことを
忘れていたくらいでしたが、あらためてこれってストックに
便利だったんだと思い出しました。


普通とは思いますがレシピを。

ミートボールのレシピ

材料
豚ひき肉              400g
長ネギ(みじん切り)        1本分
片栗粉               小さじ1
水                  大さじ1
しょうゆ               大さじ1
酒                  小さじ2
しょうがの絞り汁          小さじ1

甘酢あん
砂糖                 大さじ2
しょうゆ               大さじ2
酢                  大さじ2
ケチャップ             大さじ2
水                  大さじ2

片栗粉              小さじ1/4 
水                 小さじ1/4               


つくり方
ひき肉に水を入れてよく練って、他の材料を加えて
更によく練る。丸めて170℃の油で揚げる

ここまで、作ってストックしておく

朝、甘酢あんをつくり、煮からめる
甘酢あんの材料の片栗粉以外を合わせ、火にかけ
ミートボールをいれ、ミートボールがあたたまったら、
同量の水で溶いた片栗粉をいれる。
(ミートボールを冷凍した場合はレンジで軽く解凍してから)

            この状態で冷凍して、凍ったらストックバッグにいれる
              
             三角のコロッケの冷凍ストック


             ひじきの炒り煮もストック

こんなものが冷凍してあると、お弁当作りも安心です

2008/12/02

クリスマスツリー

12月に入り、またまた寒くなってきましたね。
寒がりの私はこんな季節になると毎年思うことは
冬眠したい・・・

朝のゴミ出し、新聞を取りに行くことすらツライ。
ストーブで足が暖まると眠くなります、いくら寝ても眠い・・・。
・・・とこんなことが書きたかったのではなく、
12月にはいり、いつものようにクリスマスツリーを出しました
そうしたら、ツリーを立たせる台の脚が1本折れていました。
自宅のツリーは21年前に長女が1歳になったときに
夫が買ってきたもの。


まだ若い安月給の父親が娘のために買ってきたツリーは
50センチ程の高さでテーブルののるくらいのささやかなもの、
去年、食堂用にはワイヤーの光だけのツリーを買ったものの、
自宅用はずっとその小さなツリーだけ。
                (かなり地味でダサめです)


毎年、素敵なツリーをお店や友人宅などでみては、
新しいのを買おうかなとは思うのですが、
特別ロマンティックな思い出などがあるわけでもないのに
結局、新調できないまま21年がたってしまい、
かなりボロボロになってきていました。

そんなツリーですが、脚が折れてしまうとなんだかさみしく、
娘が喜んでいたことや、99歳で他界した明治生まれの私の祖父が
ライトの点滅を見て「きれいだなぁ」なんて言ってたな、などと
センチメンタルになってしまいます。
いつもあるあたりまえのものでも
時間は思い出になるものなんですね。


で、結局、捨ててしまうこともできず、
まだ新しいものも買わないまま、
ガムテープで脚を貼り付け、窓にもたれかけて飾っておいています。
           
「なんだかんだ言って!大きいのを買っても出したり、
しまったりがめんどくさいんでしょ。」
と、家族は言います・・・。 すこしアタリ。

2008/11/25

休日ブランチのパンケーキ

わが家では土、日、祝日でも娘たちはアルバイトや学校行事で
めったに家にいることはないのですが、
昨日までの3連休は、次女が学校の研修が終わってめずらしく家にいて、
夫は仕事だったので、めずらしく二人でゆっくり、ブランチを食べました。
(ブランチっていうとなんかシャレてますねぇ)

女のコ(?)二人のブランチらしく、パンケーキを焼きました、
手作りなのでふわっとしていないアメリカンなパンケーキです
ホットケーキミックスがなくても簡単にできて甘さの調節もできるので
オススメです。

パンケーキのレシピ

材料

薄力粉            1カップ

ベーキングパウダー    小さじ1

牛乳            1/2カップ

ヨーグルト        1/2カップ弱


卵                 1個

砂糖            大さじ1~(お好みで。入れなくても良い)

塩             ひとつまみ

つくり方

1 牛乳、ヨーグルト、卵、砂糖、塩を合わせてよく混ぜる

  (ハンドミキサーがあれば早くて便利)

2 1に合わせて振るった薄力粉とベーキングパウダーを入れて

  ダマがないようにまぜる

3 バターを敷いたフライパンで焼く

 (テフロン加工のフライパンで油脂を敷かずに焼いても良い)

 メープルシロップ、サワークリーム、生クリーム、ジャムなどを添えて


昨日はこのブランチのあと、二人で横浜に買い物に行き、おやつに

アフタヌーンティーでケーキ3品盛りのセットを食べてしまいました・・・。



2008/11/22

合格祝い『クォーレフォルテ』

昨夜はジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター合格祝いで
シズちゃん、タエちゃんと
横浜の『クォーレフォルテ』というお店に行きました。
とても良いお店でした。


横浜駅から3分程歩いた環状1号線沿いにあり、
重い木の扉を開けると、10席だけのカウンター席。
正面のセラーには300種類以上のフランスとイタリアのワイン、
カウンターの中には及川ミッチー似の若くなかなかハンサムなソムリエが。
とても大人な雰囲気。


料理はイタリアン、実はカウンター席というイメージで、
お酒がメインで料理はあまり期待はしていなかったのですが
とてもおいしかった!
コース料理もありますが、
私たちはソムリエにオススメを伺いながらアラカルトで注文

前菜はトリッパのトマト煮込みココット仕立て
今まで食べたトリッパの中で一番おいしかったと思います



パスタはカキのリングイネ
(もうちょっと気のきいた名前がついていたけど忘れました)
カキがプリプリでvery good!シェフの腕の良さを感じさせる一品



メインは北海道の蝦夷鹿のソテー
(残念なことに写真を撮るのを忘れました)
鹿ははじめて食べました。ラムに似ているけど、クセはなく
食べやすくとてもおいしい。
北海道出身のタエちゃんもはじめて食べたと言っていました。
それぞれ、量もちょうど良く、ワインを飲みながら3品で十分でした。


ワインはまず、スプマンテ、白ワイン、赤ワインもういちどスプマンテ
をグラスで注文し白と赤は全員違うものを選び、飲み比べ。

女同士の集まりはこんなことできちゃうからいいですね。
ソムリエがキチンと一つ一つていねいに説明してくれました。

そうそう、何よりも及川ミッチー似のソムリエはとても気さくなので、
お店の雰囲気をとても良くしてくれています。
私たちの話にも時々参加してくれました。
おいしいお料理とワイン、楽しい会話で盛り上がったことは
言うまでもありません。

横浜ですてきなお店が見つかってうれしいです

    Cuore Forte     http://www.cuoreforte.com/



2008/11/20

また買ってしまったボジョレー・ヌーボー

毎年、さわぐほどおいしいかなぁ・・・?と、思いつつ
買って飲んでしまうボジョレー・ヌーボー。


予約もしなかったし、今年はいいかなと思っていたのですが、 
「今年はおいしい!」と朝からテレビで言っていたのにつられて、
『成城石井』に買いに行ってきてしまいました。



マノワール・デュ・カラという生産者のもの。いろいろ出ているので
よくわからないので、ノンフィルターとラベルのかわいさで決めました。
値段は3300円。


考えてみたら、満足感がないわりに、家飲みワインにしては高い。
開けると1本ほとんど飲みきってしまうわが家(わたし?)では
いつもは1000円台のを飲んでいるのに、かなり贅沢。


・・・まあ、飲んでしまえば、そんなことはどうでも良くなってしまうんですがね、

今夜はボジョレー&ディナーのお宅は多いでしょうね、
一年に一回のボジョレー解禁日という世界的なイベントを
家の中で楽しみましょうか。

乾杯!

2008/11/17

おしらせ

料理教室の生徒さんの募集をしています。

日和食堂のお客様で、料理教室に来たいと言って下さっている
方がいらっしゃいます。
いままでも、何名かの方には問いあわせをいただいたのですが、
いつも、人数がいっぱいになってしまっていて・・・。
という話で終わっていて、連絡先などをうかがわないままになっていました。
問い合わせをいただいていた方、お料理に興味のある方、
これから料理をおぼえようという方、お料理の苦手な方。
是非お電話をお待ちしています。

月に1回で3000円、
料理によってはお持ち帰りもあります
詳細は電話でおはなしいたします。

手作りの料理は健やかなからだをつくり、心を和ませ、家族をしあわせに
するものだと思っています。
そのお手伝いができればと思い、料理教室をはじめました。
少しでも多くの方に料理の良さをお伝えできればと思っています。

    046-801-7447(日和食堂)
http://members3.jcom.home.ne.jp/hiyori.dining/

2008/11/12

ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスター

ジュニア・ベジタブル&フルーツマイスターの試験に合格しました。
ホッ!
べジフルカルテというレポートの提出と筆記試験があり、
出題数も多く、本を読む時間もままならなかった
私にはそう簡単ではなかったです。
合格する自信もぜんぜんなかったので、本当にうれしい。


食事の大切さ、野菜や果物の良さを伝えたくて
勉強したらもっと自信をもって言えるようになると思い講座を
受けることにしました。
勉強するともっと、好きになり大切になり、もっと知りたくなりました、
野菜や果物の特徴や栄養、を理解して
料理教室や食堂で皆様にお伝えしていきたいと思います。


・・・しかしこれで終わりではなく、次のステップが控えていて
それに合格すると晴れて『野菜ソムリエ』。もっと難しいみたいです。
でも、筆記試験はつらいけど、知りたいこともまだまだ沢山あるし、
楽しみながら勉強できるので、頑張ってみようと思います。

2008/11/08

やっと・・・


『フェルメール展』へ行ってきました。
ずーっと観たいと思いつつ、開催期間が長いので、
延び延びになっていたところ、展覧会場である
東京都美術館で知人が出品する油絵の作品展があったので
やっと観に行くことに。

フェルメールは有名な『真珠の耳飾りの少女』と『牛乳を注ぐ女』くらいしか
知らなかったのですが、
数年前に上野で光の巨匠といわれる『レンブラント展』を観て以来、
その技法に関心を持ち、レンブラントと並んで光の天才と
称されるフェルメールも観てみたいと思ったわけです。

人気の高い展示会はいつも、午後から行っては入場規制で2時間待ちなど
失敗していたので、昨日は、9時半には美術館に着き、
朝の雨の影響もあるのか、待ち時間なしで入ることができて、
部屋が狭いので多少の混雑はあったものの、時間をかけて観る事ができました。
有名作品を観に行くときは雨の日の朝一がオススメです。
私は好きな絵画をみるといつも高揚した気持ちになるのですが、
誰でもそうなのでしょうか?
ドキドキして、涙がでそうになります。
『小路』と『リュートを調弦する女』を見入ってしまいました。

次に知人の出品している『中美展』へ
そちらは油絵のかなり規模の大きい団体の作品展だったので
いろいろな個性があり、とても楽しく観る事ができました。
私も少しは油絵を習ったり画いたりしていたので、
絵画をみると、身の程知らずにもまた画こうかなと思ってしまいます。


次に時間があれば『ヴェルヘルム・ハンマースホイ』も観たかったのですが
フェルメールでパワーを使い、疲れ果てたので、今回は断念。
少し休憩をし、午後からは尊敬する後藤紘一良先生の懐石料理教室へ。
そこではぐったりして指を切ってしまいました。情けない・・・。
懐石料理のことはまたお話ししますね。

随分更新をサボっていてすみません、
やっと更新することができました。


2008/10/31

塩原のおみやげ

塩原にいる姪っ子が休みで帰ってきて、

塩原の大根となめこのおみやげをくれました。


なめこはスーパーで小さいビニール袋に入っているのとは違い、

普段、お目にかかれないような、大きくて、立派なもの。

「なめこおろしがいいよ」と言うんですが、

せっかくだから、少しだけ手をくわえることに。


厚揚げのなめこおろしあんかけ

焼いた厚揚げに、だし汁とみりん、しょうゆで煮たなめこをかけ、

大根おろしをのせ、こねぎをちらす。(少し濃いめに味つけた方が良い)

やっぱりたったこれだけのものでも食材がいいと違います。


残った大根は豚肉とさっぱり出し煮に。

煮物にもおつゆにもなる、わが家定番メニュー。

大根はスーパーに出回っているものは時期がはやいのでまだかたくて

あまりおいしいとはいえないものが多いのですが、

柔らかくて、とてもおいしかったです。

姪が塩原からわざわざ運んできてくれたものだから

特別おいしかったのでしょうかね。

本日のわが家のメニューはなめこと大根のほかに

地元、横須賀産のいわしのさしみとさつまいものレモン煮、

昨日の残りのしめじごはん。

ユキ、ありがとね、いただきます。

2008/10/26

食堂かたつむり

こう見えても読書好きの私。
とは、言ってもミステリーやサスペンスファンですが。

近頃ではめずらしく文芸書で感動した作品
『食堂かたつむり』。

主人公のいろいろな思いが自分と重なることもあり
彼女が身近に感じました。
「食」の大切さ、素晴らしさをこんなに語ってくれてありがとう。
という感じです。

是非多くの人に読んでほしいです。


親ゆずりの単純な娘が本を読み終わって、
「子どもが産まれたらりんご(主人公のあだ名)にしようかなぁ」だって。
もちろん、彼氏の気配もありません。

2008/10/25

鎌倉野菜

昨日はどしゃぶりの雨の中、
ある講座で知り合った若くてかわいいお友だちの
シズちゃんとタエちゃん、北海道から遊びに来ていたタエちゃんのお母さんと
鎌倉野菜ツアーへ行ってきました。


ある講座というのは、
〈ベジタブル&フルーツマイスター講座〉という
いわゆる野菜ソムリエになるための講座です。


そこで、先生から鎌倉の市場は、鎌倉野菜が生産者直売で
時期になると日本一トマトの品種が多くでていてとても良い市場だと
聞き、是非行きましょうということに。


近隣の方はご存知かと思いますが、東急ストアの駐車場
の隣のホッタテ小屋ような市場で、私は鎌倉へ行くとたまには行っていた
のですが、午後にいっていたので品物があまりないことが多く、
そんなに優秀だとは知りませんでした。


昨日は、午前中で、雨というこもあり、沢山の品物がありました。
新鮮でどれもこれもおいしそう!
レタス類も葉がピンとしていて、スーパーではお目に
かかれないような美しい姿。

写真の右端の濃い緑の葉は黒キャベツ、ボロニアキャベツとも言うそうです

キャベツの原種、ケールに近いのかな?苦味が強いです。
おばさんが教えてくれたところによると

煮るとジャムになるので、フランスパンにつけて食べるそうです、

味付けは塩らしい。(ジャムというより、ディップかな?)

私はオリーブオイルと塩でじっくり蒸し煮にしてみました。

つくりながら味見をしていたら、OKとなる前になくなってしまいました。

一番よかったのが、黒キャベツのとなりの紫がかったかぶ。

普通のかぶにくらべて辛味があり、大根の辛味とかぶの甘味

が良い具合に調和しているかんじ。

皮をむかずに薄くスライスしてサラダにいれて、とてもおいしい。



野菜を買い、ランチは稲村ガ崎の『海菜寺』(うなじ)へ。

こちらも鎌倉野菜をつかった創作和食のお店。

いただいたのは3700円くらいの黒毛和牛のソテーの定食。


野菜の前菜がきれいでおいしい。

美しくおいしいものは、やっぱり心もからだもきれいになるような気がします。

お店の雰囲気も無駄な装飾も無く、ナチュラルで落ち着きます。

湘南方面、買い物やドライブしながら行かれるし、

〈お気に入り〉にいれることにします。

地元生産者直売の市場が横須賀にもあれば良いな、と思いつつ

お店を後に。

由比ガ浜の『腸詰屋』でソーセージとロースハムを買い、

サザンの歌にある『日影茶屋』に行きたいという、タエちゃんのおかあさんの

リクエストがあり、でも、『ラ・マーレ・ド・チャヤ』のほうがロケーションがいいので

『ラ・マーレ』でお茶を。

ミナサン料理や野菜が好きで、講座で一緒になったので、

好きなことを通じての出会いで楽しい時間がすごせるしあわせを

また感じた一日でした。

タエちゃんのおかあさんはこの日はじめてお会いしたのに

とても楽しく仲良くなりました。

こんどは北海道でお会いしたいなと思いました。

2008/10/22

きのこの佃煮

秋の味覚のきのこ

松茸以外のポピュラーなきのこは一年中でまわっていますが、
やっぱり、よく料理に使うのは秋から冬にかけて。
生椎茸はぽってりと大きいものが出るし、味も良いと思います。
(七輪で焼くとこれがまたおいしい!)


私は使う目的がなくてもこの時期は
目に付くきのこ類を常に買い置きしておくクセがあります。(松茸以外)

ひとつ減ると、また買い足しておくという具合に。
常にストックがあると安心していられます。
特別好きなわけではないのに、なぜか秋のきのこだけに限って
そうしてしまいます。

でもうっかりして使い忘れることもしばしばあり、
早く使ってしまわなければ、という状況にもなってしまうことも。
そんなときにつくるのがきのこの佃煮



きのこの佃煮レシピ

材料
しいたけ

本しめじ

まいたけ

エリンギ

えのきだけ

ブナピー・・・なんでも     大体600gくらい


だし汁                   1カップ
しょうゆ                 大さじ2~3
みりん                   大さじ2

作り方
だし汁としょうゆ、みりんをあわせて煮立たせたら
適当な大きさに切ったきのこ類を入れて
5分程水分がすくなくなるまで煮る

*しょうゆ、みりんは味をみながら加減してください

温かいごはんにまぜるときのこまぜご飯のできあがり。
常備菜にしておくと便利です。



 
前々回のポタージュの補足があります。


とうもろこしのそいで実をはなして実を他の野菜と炒めて煮る
というところで、とうもろこしの軸と粒がつながっているところに
一番うまみと栄養があるので離した軸は捨てないで
煮る時に一緒に煮て、火が入ったら残っている部分をとると良いそうです。
それを、入れると入れないとではずいぶん違うそうです。

ブログを読んだ叔母がおしえてくれました。

前に栗の皮むきをくれた叔母で、なんでも物を持っているだけでなく
知識もとっても豊富です。
いつもいろいろ教えてもらってます。
心強い師匠です。

というわけで、来年とうもろこしの季節になったら思い出してください。

2008/10/20

充実の一日

昨日はヤマダさん、ミヤタさんと

お世話になっていた四ツ谷のフードコーディネータースクール、
『祐成陽子クッキングアートセミナー』

で開催されたカレンダー展に行きました、

私の恩師の祐成二葉先生は何冊も本をだされていて、テレビや雑誌でも活躍中、
その二葉先生の製作した来年度のカレンダーにちなんだ
写真やディスプレイ、カフェ、バザーと盛り沢山な展示会でした。



今の仕事を始めるにあたり、いろいろな方々にお世話になったなかでも
校長の陽子先生には一番最初に背中を押していただいたと思っています。

卒業間近の個人面談で、
「1年か2年後に自宅で料理教室をやりたいんですが」と私。
「1年なの?2年なの?1年と2年じゃ倍違うでしょ、やるなら
 早くやりなさい。」と陽子先生のシンプルな回答。
は、そうだ。と卒業後3ヶ月で料理教室を始めていました。

(まあ、私はクラスの中で最高齢、20代、30代前半の方が多く、
中には現役女子大生もいたので、
そんな方から比べたら、時間の制限がかなりありますからね。)

とにかく、その言葉がなぜだか、いつも私の心の中に残っています。
先生にとったら、特別なことでなく、当然の言葉だったのだろうと思います。
私にはなんだか、新鮮で、初めて聞いた意味の言葉に感じました。
そして、さりげない言葉の中にも生き方、
考え方のヒントがあることを知りました。
本当に感謝です。

そして、講師にはやはり、テレビや雑誌で活躍中の
高沢紀子先生。ただ今、東京MXテレビの『ULALA』という番組で
毎週木曜日、14分でつくる料理のコーナーに生出演中です。
とてもお忙しそうなのにいつも元気で、明るい高沢先生も大好きです。

そんな先生方に、いつ伺っても、温かく迎えていただけることも
とてもうれしいです。

そうそう、ちなみに今若い女の子に大人気のフードコーディネーターの
SHIORIちゃんは、私がスクールへ通っていた頃、まだデビュー前で、
スクールのアシスタントをされていて、わりとよく話しを話しをし、
校長先生の飛騨高山のお宅へも一緒に行き、一様、お友だちに
させていただいています。ちょっと自慢です。

展示会の話しにもどしますが、
カフェで先生方手作りのタイ風カレーとアンパン、サングリアをいただき、
バザーでカワイイ麻袋やマフラーを購入しました。
買いたいものが沢山あったのに、それからまだ、いろいろ、歩き回らなくては
いけないので、あきらめ、スクールをあとにしました。


それから四ツ谷三丁目のお気に入りのワインショップへ行き、
今度、オノさん宅でやる、第二回ワインパーティー用のワインを購入。
セレクトするのはミヤタさん。
私も自宅の忘年会用のワイン5本を早々と購入。
そこのワインショップの店長さんはとても親切、本当にワインを
愛してる気持ちが伝わってきます。

そして、今話題の代官山の『イタリー』へ行き、

同じく代官山の『アクセレント・スタイル』という生活雑貨のお店へ。
最近『アクセレント・スタイル』さんの代表の奥様で代官山店の店長をしておられる
マスミさんと知り合いになり、お店に伺いました。
カラフルでキュートな生活雑貨が置いてありますよ。
代官山へ行かれたら、是非立ち寄ってあげてください。


少し疲れたので、『カフェ・ミケランジェロ』で休憩、
スプマンテとシュークリームを中庭でいただき、

ミヤタさんと別れ、

ヤマダさんと私は、更に横浜で友人への贈り物を探し、
夕食をとりながらしゃべりまくり、
ヤマダさんと別れたのは午後10時をまわっていました。

内容の濃い一日を過ごしました。ふぅ。

2008/10/17

北海道の恵みポタージュ

オオクボさんから北海道のおみやげの
とうもろこしとじゃがいもと玉ねぎをいただきました。


とうもろこしは茹でていただこうと思いましたが、
なんだか簡単に食べるのがおしくって、
じゃがいもと玉ねぎも頂いたし、材料が全部あるので
コーンポージュを作ることにしました。

とうもろこしを包丁でそいで実をはなし、薄切りにした
じゃがいもと玉ねぎとバターでじっくり焦がさないように
炒め、水を少量入れ、材料がやわらかくなるまで煮て、
ハンドプロセッサーなどでピューレ状にし、
もう一度火にかけ牛乳と生クリームをいれて好みの濃度にする
塩、こしょう、で味付け。


余計なものはなにもいりません、
野菜のうまみ、コーンの甘味のたっぷりでたおいしいポタージュが
できました。

そうそう、バターも先日、タマキさんからいただいて、
大事に使っていた富良野バター
牛乳も生クリームは地元スーパーで買ったけど北海道産。
恭しくいただくことにします。

秋の北海道、私も行きたいです。

オオクボさんごちそうさまでした
思いがけず豊かなポタージュができました
モッチャンにヨロシクね!


2008/10/16

ローストビーフ

お待たせしました。
ローストビーフのレシピです



ローストビーフレシピ

材料
牛かたまり肉(ロースかもも)      700g
塩                    小さじ半分~
黒こしょう                   適量
オリーブオイルかサラダ油       大さじ1~
赤ワインかブランデー          大さじ2
たまねぎ                  半分
にんじん                  半分
セロリの葉                1本分



作り方
肉に塩、こしょうをすりこみ、たこ糸でまいて形を整える
フライパンにオイルを熱し、肉の表面を焼き
赤ワインかブランデーをふりかける
オーブン用のバットに野菜を敷き、肉を入れ、
180℃に温めたオーブンで30分から40分焼く
焼きあがった肉はアルミホイルでくるみ10分ねかせる



グレービーソース
肉を取り出したバットに赤ワインをそそぎ、へらで肉を焼いた
フライパンにこそぎいれ強火にかける、スープストックをそそぎ
少し煮詰めたら濾す。なべに戻し、もう一度火にかけ
塩、こしょうで味を調えて、コーンスターチでとろみをつける




 写真の写りがあまりよくなくてごめんなさい

わが家はガスオーブンで40分焼いたらミディアムとウェルダンの
間くらいのやけ具合でした。
バットの横にぬらしたクッキングペーパーとアルミホイルで包んだ
さつまいもを一緒にいれて焼きました
とても合理的ですよ。
付け合せにしたら、格の下がったローストビーフになりました。
是非付け合せにしないことをオススメします。

なぜローストビーフのレシピかというと

料理教室の2グループの生徒さんから

クリスマスのローストビーフを教えて欲しいとか、

お正月に作って欲しいという話が出たので

簡単すぎて教室で教えるほでのことでもないし

お正月用は自分でつくったほうがおいしいですよ

ということでブログにレシピをアップする約束をしました。

本当にかんたんだと思いますがいかがでしょう?

是非やってみてください


2008/10/14

ごめんなさい

いろいろな用事が重なり、
とても久しぶりの更新になってしまいました。


忙しい、忙しいと駆けずり回るほどは忙しくはないのに
ここ、1、2週間どんなふうにすごしたかを
すぐには思い出せないのですが、ぼけてしまったのでしょうか?


でも毎日苦しく忙しいのではなく、楽しい忙しさなので
充実はしています。


日曜日はオノさん宅の新築披露パーティーがあり、
お料理をお手伝いさせていただいたことや、
マジシャンの話しなど書こうと思いましたが、
前日の夜、中学時代の同窓会があり、
30数年ぶりに会う友だちもいたのでうれしくなって、つい長居をしてしまい、
それがたたって、カメラを持っていくのを忘れ、ぼーとしていて
うまく話しが組み立てられないので
パーティーの話はオノさんのブログをご覧になってください。


http://ameblo.jp/qualia-yokohama/

そんなわけで、お料理教室のみなさん、約束したローストビーフのレシピ

アップできなくてごめんなさい。もう少しお待ちください。

2008/09/29

お花のプレゼント

前々回の日記でお花を頂くのはうれしいなどと、書いたら
土曜日に「お花をお届けにまいりましたぁ!」と花屋さん。
え、えぇー!?
その一瞬でいろいろな考えが巡ります。
「あんなこと書いたから、だれか気を使って贈ってくれたのかしら?」
「ババ専のストーカー?」(かなりうぬぼれている)
「それとも花屋さんがあやしいの?」
「まさか爆弾?」
記念日じゃないし、こんな何もない時期に
「なに?何?ナニ?」



警戒しながら、こわごわ出ていった私の心が読めたのか、
「日和食堂さんにイシイさまよりお届けでーす、ご友人一同だそうですよ!」
とにっこり。
「へっ?・・・ああ(ほっ)はぁ、ありがとうございます・・・。」
「よかったねー!」
とこんな会話をしたと思うんですが、
その贈り主はその日の夜に日和食堂に来てくれることになっていた
夫の友人たちからでした。



日和食堂のオープンのときには気を使わせたら悪いと思い
連絡をしないで不義理をしていたのに、お店の話を聞いたらわざわざ
足をはこんでくれました。
しかも「遅くなっちゃったけど」ってお花のプレゼントまで!

でもお花はやっぱりわたしのブログを読んで、これだ!と思ったみたい
びっくりするのを想定していたみたいです
やられました。



その友人たちは夫が小学校や中学の頃からの幼なじみで
私は高校の頃からの友だちです
あらためて友だちって良いなって思いました。
私は皆と同じ空間で過ごすのは二十数年ぶりなのに
なんだか一瞬にして、まだ若い、幼い頃に時間をもどしてくれます
外見はその頃よりずいぶん老けましたが。
とても、とてもうれしい楽しい時間が過ごせました。



友だちのミナサン、
遠いところわざわざ来てくれてありがとうございます。
お花もホントにうれしかった!
もうひとつ、お花の思い出が増やせます。





その後、
友人たちと夫は
やっぱりうちでは不完全燃焼だったのか、タクシーで
二次会に出かけていきました。

2008/09/26

柚子胡椒

スーパーで青とうがらしとゆずが並んでおいてあり
ゆず胡椒にして欲しそうだったので、
早速つくってみました。

ゆず胡椒レシピ

 材料
ゆず               2個
青とうがらし       20本くらい
塩                適量

ゴム手袋

 作り方
青とうがらしの種をとり細かく刻む
おろしたゆずの皮と絞り汁、塩を入れて
すり鉢でする。

*ゴム手袋は必ずつけましょう
そうしないとヒリヒリして大変なことになります

青とうがらしの旬は9月いっぱいで
ゆずも青ゆずが出まわるので、この時期限定です。
ゆずが黄色くなってからのほうが良ければ
青とうがらしは冷凍しておきます。

こしょうは入っていないのにナゼ柚子胡椒というかと言うと
九州の一部の地域で唐辛子のことを「胡椒」と言うそうです。

2008/09/24

秋のお花

秋のお花をいただきました。

お花をもらうのってうれしいですね、
心が温かく、しあわせになりました。
きっとお花を贈るひともしあわせなひとなんでしょうね
私にくれたひとももちろん、いつも素敵で心豊かな方です。
もちろん、女性です。

お花を贈られるって、ありそうであまりないですよね、(私だけ?)
私は今までお花を頂いたときのことは全て覚えています
(それだけ少ないということですが)
いつもしあわせな気持ちで受け取りました、
毎回特別なシチュエーションだったわけではありません
でもしあわせでした。

友人のダンナさまに記念日などにお花を奥様に贈る方がいます。
いいですよねー!
すてきですよね~!!
私は、夫からはもちろん、
もらったことは、一度も、ないですよ~。
ダンナからもらうことはあきらめたので
これからはわたしもスマートにお花が贈れるひとに
なりたいと思います。

コスモス、われもこう、ホトトギス。

私:「あれ?ホトトギスって春の花じゃなかったんでした?
 ほら、『目に青葉 山ほととぎす 初がつお』って」

  「・・・あれは鳥のほととぎす・・」
 
スマートですてきなひとの道は険しい。

2008/09/13

栗入りパン


割れた栗の渋皮煮をつかって焼いたパンです。
大きいほうはブリオッシュ生地にバナナを練りこみ、
栗とクルミを入れた、名づけて
バナナと栗とくるみリングパン(そのまんま)

小さくなってしまっているほうは
朝食ケーキとでもいいましょうか、
栗入り全粒粉ケーキ。
バターや砂糖は普通のパウンドケーキは100g以上使うのに対して
大さじ2杯程度しかいれていないヘルシーケーキです。


ヘルシーだと娘たちに言ったらあっという間に食べられて
こんなに小さくなってしまいました。


とてもカンタン、栗入り全粒粉入りケーキのレシピ  
      (8×21㎝のパウンド型)

材料

 薄力粉           130g
 全粒粉            50g
 ベーキングパウダー   小さじ1
 栗の渋皮煮        好みの量
  (多いかな?というくらいでもok)
 渋皮煮のシロップ    大さじ2                 
 卵               2個
 牛乳            大さじ2
 バター           大さじ3
 砂糖            大さじ2

作り方

 バターを溶かして砂糖をまぜ、卵、シロップ、牛乳をよくまぜる
 ふるっておいた薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを加えて
 手早くまぜ、栗を加える。
 型に入れて170℃のオーブンで40分ほど焼く。

  *固めかなと思ったら牛乳で調整する

サワークリーム、メープルシロップなどを添えてどうぞ 


      

2008/09/11

栗の渋皮煮

急に秋めいてきました。
朝方はタオルケットだと寒くて凍死すると家族が言うので
毛布を出しました。
実はずーっと出しっぱなしにしていた冬掛けを8月のお盆休みに
しまったばかりなのに、こんなことならしまわなければよかった
と思っているものぐさ主婦です。


一昨日スーパーへ行ったら秋の味覚の栗がもう出ていました。
神奈川県産だったので買ってきて、渋皮煮をはじめてつくってみました。

実は私は布団の出し入れも嫌いなのですが、
栗をむいて食べることが小さいときから大嫌い。
栗がきらいなんじゃなくて、食べるまでの作業が大嫌い。
自分でとるくらいなら食べないほうが良いという具合なので、
実家にいるときには、大人になってからも、ゆで栗は
祖母が半分に切ってくれてスプーンをつけて渡してくれていました。
更に白状すると焼き魚や煮魚も祖父が身をとってくれていました。
もちろんカニも。
それって普通と思っていたけれど、ヘンでしょうかねえ・・・。
あ、結婚してからはもちろんちゃんと自分で食べていますよ!


そんなことで、生栗をむいて渋皮煮をつくろうなんて思ったことが
なかったのに、やってみようという気になりました。
鬼皮をむくのは以外にカンタン、
手間と時間はかかりますが、やっていくうちにとても楽しくなりました、
終わったときには、栗の甘露煮もつくろうと決めていました。



 栗の渋皮煮レシピ


 材料    
  栗                          1キロ
  重曹                        大さじ3
  砂糖(あればグラニュー糖)        800グラム
   *砂糖は栗の重量の80パーセントが基本
  好みでブランデー              100ccくらいまで




 作り方
  1 たっぷりの水か熱湯に半日つける(熱湯のほうが
    柔らかくなるのが早いらしい)
  
  2 鬼皮をむく。このとき実を傷つけないように、割れてしまいます
      (私は沢山割れてしまいました)

  3 30分ほど水につける

  4 新しい水にかえて重曹1/3を入れて火にかけ、アクをとりながら煮る
    沸騰後15分ほど煮て、火から下ろし、水をかえながら冷ます

  5 フキンで栗の表面を掃除する、太い筋もとる
     (たわしでこすると本などには書いてあるが、フキンがおすすめ)

  6 鍋に栗を戻し水と残りの重曹を入れて火にかける(2回目)
    4の作業をくり返す

  7 もう一度栗を鍋に戻し水をいれて火にかける(3回目)
    4の作業をくり返す

  8 20分ほど水につけて、水をかえて火にかけ、3回に分けて
    砂糖を入れて2時間煮る

  9 火から下ろしたら自然に冷ます

  ★  私は基本の砂糖の量よりかなり少なめの砂糖で煮て
     ブランデーではなく20年眠っていたウイスキーをいれてみました
     ウイスキーは入れなくていいんじゃないと家族は言っています
     うす甘の栗も良かったですよ

2008/09/10

地魚

いただき物の話が多くて恐縮ですが、
一昨日はお魚を沢山いただきました。
アジ、サバ、めばるを本当にいっぱい!
走水の沖へつりに出て大漁だったそうです。


地魚、うれしいですね。
私の地元の鴨居、観音崎、走水の魚はとても高値のつく良い魚です。
誰が名づけたか、観音サバとか観音アジとかいって
有名なブランド(?)サバとかアジよりよっぽど美味しいそうです。
今日は、私より人生大先輩グループのお料理教室で、
その生徒さんが言っていました。
私たちの町にも自慢できるものがあるんですよ。


地魚といえば、最近では私も世間でよく言われるように地産地消を心がけています、
いろいろな情報を見聞きしたり、勉強していくと、
その大切さをより感じるようになります。
地域の活性化はもちろんのこと、地産地消をすることで
遠くから入ってくるものも購入が抑えられれば、運搬にかかるエネルギーが
少なくてすむということ、つまりCO2の削減になるんだそうです。
消費者に届くまでの時間が早ければ、鮮度も落ちないし栄養の損失も
少ないし、おいしいですよね。
それぞれの地域で生鮮食品が地元のものでまかなえるようになればいいですね。


まあ、そう言いつつ、
一昨日のお魚はタダでいただいたので、地域貢献にはなりませんが、
スミマセン。


そうそう、それで、その大量のお魚は、少し親戚などにわけてから、
アジはすべてアジフライに。
少しは他の料理にすればよかったのにと言われましたが、
とってもアジフライ気分。
なにをかくそう、私のフライランキングではアジフライは堂々2位。(1位は
カキフライ)
胃もたれするまで食べたい気分。
すごく美味しかったです、よそでとれたアジとは全然違いました、
さすが観音アジ!
そして、さらにその日は新潟の枝豆をいただき、それもすごくおいしかったです。
うれしい、うれしい夕飯でした。


タマキさん、イノウエさんごちそうさまでした。




           早く食べたくてヘンな写真になってしまいましたが

             アジフライ・自家製らっきょう入りタルタルソース

                 サバはもちろんみそ煮です
 らっきょう入りタルタルソースのレシピ

  材料

  らっきょう 、マヨネード、 粒マスタード(全て適量)

  作り方

  らっきょうをみじん切りにし、マヨネーズ、粒マスタードとまぜる

 

2008/09/08

メロンのスープ・もうひとつ


以前、メロンのスープを気に入ってくださったお客様が

また飲みたいと言って下さったので、

今回は赤肉のメロンのスープです。

オレンジ色なので涼しげではないのですが、とてもステキに出来上がりました。

グリーンのメロンのときは、レタスを合わせましたが、

今回はズッキーニを。

ズッキーニはビタミンAとCを含みメロンはカリウムを豊富に含み、

更に赤肉のメロンはカロテンも含んでいるので、栄養価も高そう。

 メロンとズッキーニのスープ

 材料

 メロン           1/2個

 ズッキーニ       1/3~1/2本

 レモン汁        1/2個分

 塩            少々

 オリーブオイル    適量

 作り方

 オリーブオイル以外の材料を全部ミキサーにかける。

 器にそそぎ、オリーブオイルをかける

2008/09/03

バター、バター、バター・・・

今年の冬からのバター不足、一時より出回り始めたとはいえ
困っている方も少なくないと思います。


バターの姿をスーパーの冷蔵ケースで見かけない日が続いていたので、
私もないと困るなと思い、スーパーで運良く、
何日ぶりかの入荷の日にあたると、買ってストックしておくようになりました。


そうして集めたバターが、気づいたら8本。
しかも全部カルピスと四つ葉のポンドバター、全部で3,6キロのバターです。
その間何本かは使い、見かけると買い足していたようです。


お菓子を作る方ならすぐにつかってしまう量なのかもしれませんが、
私は最近は焼き菓子を作らないのと、
料理もめったにバターを使わないことに気がつきました。
それなのにナゼ使わないということも気づかずに買ってしまっていたのでしょう?
謎です。
なんとかっていう心理でしょうか?


何本買ってあるのかも気がつかなかったので当然、消費期限がいつだったか
ということも考えてもいませんでした。
見てよかった!ギリギリセーフ!!
一ヶ月くらいの余裕があったものと、明日までのもの、
2本をあしたまでに使い切らないといけません。


そこでバターを沢山使うお菓子をひたすら焼きました。
スコーン、
バナナとくるみとラムレーズンのバターケーキ
抹茶とあずきのバターケーキ
まだ、残ってる! プレーンなカップケーキ・・・
・・・・・まだ残っているので、ホワイトソースにします


使いもしないのに欲を出した私が愚かでした、もう少し考えて
買い物をするべきだと思いました。
消費期限ののこっているものは冷凍して、大事に使おうと思います。

フードプロセッサーで作る
    抹茶とあずきのバターケーキのレシピ


 材料(8×21㎝のパウンド型)
  無塩バター              130g
  グラニュー糖              80g
  卵                     2個
  ゆであずき(加糖)         200cc
  薄力粉                180g
  抹茶                 大さじ1
  ベーキングパウダー        小さじ1


 作り方
  フードプロセッサーに刻んだバターを入れてまわし、
  砂糖を入れてまわし、卵を少しずつ入れてまわし、
  合わせて振るっておいた薄力粉、抹茶、ベーキングパウダーを
  入れて、ひと混ぜ、あずきを加えて型に入れて
  160℃~170℃のオーブンで40~50分焼く

2008/08/29

ブレッドロールベーカー


これ、何に見えますか?
オーブントースターか、フィッシュ・ロースターかな?
と思うでしょ?
ブレッドロールベーカーというシロモノなのです。
「なんだ、トースターじゃない?」と思った方、それがちがうんですね~!
トースターは、パン焼き器。
これは、パン温め器。
仕上がりが全くちがうのです。

トースターはパンの水分を取りながら焼いて焦げ目をつけるので、
全体にカリカリになりますよね。
それはそれで、いいこともありますが、
温め器は、水分を残しつつ、温めて焦げ目はつけないので、
表面はてきとうにパリッとして、中はしっとり、ふっくらしているのです。
オーブンにはあるガラス部分がなく、中がステンレスの鏡面仕上げに
なっているのと、温度が違うらしいです。


この製品は以前、東京ビッグサイトの見本市へ行った時に見て、
これこそ、私が求めていたもの「絶対買おう!」と思いました。

パンはほとんど手作りなので、焼きたては良いのですが、次の日になって
トースターで焼くとカリカリになりすぎるのが、ちょっと不満でした。
この温め器にかけると焼きたてに近い食感になるわけなんです。
これはドイツのcloer(クロア)社の製品で、冷凍パンを出来立ての状態に
することが目的で開発されたそうです、
パンを主食とする国では、冷凍パンをストックしておくことが多いらしいです。
そんなことなので、日本の製品ではたぶん作られていないと思います。

見本市では買うことができないので、どこに売っているか尋ねたら、
新宿の『コンランショップ』に売っていると聞いたので
早く買いに行きたいと思っていたのですが、なかなか行かれずにいたのですが、
ようやく日曜日に購入してきました。


買ってよかったです。
ホントにおいしくいい感じになります。
昨日、お昼に焼いたピザを夜温めてみたら、やっぱり良かった!
トースターや電子レンジで温めるのはちがう、”出来立てに近い状態”でした。
                  注:これは昼間の出来たてピザ。
                    写真が地味なので一様入れておきました。



           cloer  http://www.cloer-jp.com/



     コンランショップ http://www.conran.ne.jp/shop/ 



★ パンは常温で保存すると劣化が早いので、劣化の進みの遅い冷凍保存が良いです。
冷蔵は、一番悪い方法です、劣化を早め、旨みを損なうのが冷蔵温度です。
ご飯も同じです。次の日に食べようと思っていても、冷蔵ではなく是非冷凍庫へ。

2008/08/25

ラリアンス

昨日の続きです

『ラデュレ』のマカロン入りの袋を提げ、ミーハー主婦そのものと
いった感じの三人は、神楽坂のフレンチレストラン『ラリアンス』へ。



一つ星を取ったそうで、なかなか予約がとれないそうです。
お店の間口が狭くて少々びっくり、でも中は別世界でした。
ウエディングもやっているので天井が高いので圧迫感がなくゆったりとしていて
壁や床やドアの高級感とは対照にインテリアは、籐の椅子やパラソルを
使うなどしていてカジュアルで、かしこまりすぎずとても気持ちが良かったです。


いただいたのは3900円でワイン2杯ついているコース
前菜、魚料理、肉料理、デザートは3品の中から選べるようになっています


    前菜  冬瓜の冷製ポタージュに雲丹を浮かべて 
  魚料理  旬魚介のソテー パルミジャーノチーズを利かせたリゾット添え             

  肉料理  信州ハーブ鶏もも肉のクリスピー焼きとポレンタのアンサンブル
               ~トリュフを利かせたべリゴールソースで~   デザート  モンブラン

難しい名前をよく覚えていたでしょ?
アヤちゃんのブログをカンニングしました。

アヤちゃんのブログ是非ご覧ください。
詳しくかいてあります。
とても楽しい、素敵なブログで、お弁当のことなどとても参考になりますよ。
フードコーディネータースクールの若い友だちです、
今年結婚し、将来は料理教室を開きたいそうです。
 http://ameblo.jp/aya-noel/

2008/08/23

ラデュレ

こんにちは。
ずいぶん長く夏休みをしてしまいましたが、オリンピック三昧の毎日でした。
オリンピック以外の番組をまったく観ていなかったので、
終わってしまうのがさみしい、そのあとはどうしたらいいのでしょうか?
燃え尽き症候群になりそうです(笑)


昨日は久しぶりにオノさんとアヤちゃんと10時のおやつとランチの
食べまくりツアーに行ってきました。

まず10時に銀座三越の前で待ち合わせをして、話題の『ラデュレ』へ。
『ラデュレ』はパリでは1862年創業のお菓子の老舗で、
日本では去年か一昨年、映画の「マリー・アントワネット」に出てくるケーキを
製作し、多く知られるようになったらしいです。


マカロンが代表作で、マカロンを買うために昨日もオープンから
沢山の人たちが並んでいました。
私たちはサロンでお茶とケーキを頂いたのですぐに入れました。
サロンに入ると、マカロンの味は選べないのですが、先に注文しておくと
帰りまでに用意しておいてくれます。


マカロンもいいですが、是非ケーキを召し上がることをおすすめします、
とてもおいしいです。
私はフレンチのランチ前ということもあり、軽めかなと思うシュークリーム
のようなもの(名前を忘れました)を注文しました
中のクリームが絶品でした、たぶん、カスタードと生クリームをあわせた
ものだと思いますが、今まで食べた中でも一番かなというほどおいしかったです。


私の注文したシュークリームのようなもの               オノさんの注文したシュークリームのようなもの              アヤちゃんの注文したフランポアーズをサンドしたマカロン
            全部名前を忘れました、というより覚えられなかった!


紅茶もいろいろな種類があり、香り高くおいしくて、とても優雅なティータイムでした。

この日記を昨日途中まで書いて出かける時間になってしまったので
今日のアップになってしまいました
また今日もこれから出かけるのでフレンチのランチのことはまた後日にします

2008/08/11

自慢の七輪

わが家では何年か前から、夏から秋にかけて
日曜日の晩は七輪バーベキューをよくやるようになりました。


最近の夏は本当に暑く、夜になっても気温が下がらないので、
庭でビールを飲みながら、夕飯を食べ始めて、
秋になってサンマが出始めると七輪を出して焼いて食べていたのが
だんだん、夏でも焼き物をするようになり、
この時期からの恒例行事になりました。


10年以上使っていた丸七輪が、壊れてしまったので、
去年購入したのが飛騨高山の『七輪本舗』というところの切り出しの長七輪。
わが家の自慢の品物です。
おいしくキレイに焼くことができて、煙もあまり出ないので室内でも使えるそうです。
夫は家宝のように大事にしています。


七輪のウンチクはHPでご覧ください

                http://www.fnw.gr.jp/7rinhonpo/


本当になんでもおいしく焼けるので、季節の野菜や魚、肉を焼いて
味付けはシンプルに少量の塩のみで十分です。
一番味の違いがわかったの食パンでした、トースターで焼いたのと
比べ物にならないほどのおいしさ。
これは誰に出しても感激してくれます。
興味のあるかた、購入をオススメします、是非このおいしさを
味わって欲しいです。

                    昨日は三浦産太刀魚と焼き鳥用の
                    レバーとねぎ間、
                    かぼちゃ、オクラ、ズッキーニ、
                    前の日に頂いた自家栽培の
                    福耳という唐辛子とナス
                    枝豆、ぬかづけのきゅうり。
                    あと、冷たーいビール。
                     

私たちの二人の娘はもう日曜日を親と過ごすような年齢ではないので、
早く帰ってきたときに参加するくらい。
たまに友人や親戚が来てくれたとき以外は夫と二人バーベキュー。
前はリビングの前に小さな庭があったのですが、
去年、家を増築したら庭がなくなってしまったので、
リビングの前のわずかなスペースに縁台をつくり、
そこで地味に楽しんでおります。


七輪で魚を焼くと、私が小学生の頃、土曜日に学校から帰ると
祖母が玄関先で七輪でいわしを焼いていました。
「ごはん持ってきてここで食べよう!」と言って、そこで食べていた私を
祖母がみて笑っていたときのことをいつも思い出します。
もくもくとけむりが出て、脂がはじける音と焼いたいわしの香ばしいにおい・・・
なつかしい、昭和の思い出です。


2008/08/07

新しょうがの甘辛煮

暑いですね~

新しょうがの出回っているうちに、
夏バテ防止にもなる簡単レシピを一品。



  新しょうがの甘辛煮

 
 材料

  新しょうが      500g
  水かだし汁      200㏄
  削り節        ひとつかみ
  砂糖・みりん・しょうゆ 

 作り方

  新しょうがは薄すぎないようにスライスして
  サッと茹でて、水にさらし、水気をきって、水と
  好みの分量の砂糖・みりん・しょうゆで
  ゆっくり、汁気がなくなるまで煮る
  さいごに削り節を入れる

 *味付けは濃い目のほうが保存が長くききます



 白いごはんと一緒にどうぞ。

 私はこんなものをよく食べているせいか、
食欲がおちなくて、困っています
夏バテして少しやせたいのですが・・・。