2009/03/30

うれしい春の一日

以前、給食やケータリングなどの業務をおこなっている会社に所属し、

その派遣先で、いわゆる「食堂のおばちゃん」時代にお世話になっていた
某団体の職員さんが先週末、日和食堂にご来店してくださいました。

3名の仲良しグループのうちの1人の方が結婚をされて、
結婚されたお相手も一緒にいらっしゃるので、
内緒でちょっとしたお祝いをしたいと、お電話を頂き、
そのときに、「令子さんのお店でやりたかった」と言って下さいました。
なんてうれしい言葉でしょう!


私はその団体の食堂では、およそ3年、他の派遣先の食堂では2年程の
5年間を調理員として働きました。
それまで専業主婦だったので、修行をし始めたばかりのような私のつくる料理を
皆さん毎日おおらかな気持ちで召し上がって下さいました。
「おいしい」と言われるのが、笑顔を見るのがうれしくて、毎日とても楽しかった。

そしてそこから転勤になる最後の日、私が帰るときにおよそ40名の職員さんが
仕事の手を止めて、大きな花束と温かい言葉とともに私を送ってくださいました。
ただの食堂のおばちゃんにそんな幸せなことがおこるなんて。
そのときの感動はいまだ忘れられず、今の仕事の原動力にもなっています。


さて、ご来店当日の『ちょっとしたお祝い』は、ケーキを用意することにしました。
私はケーキは前にも書いたようにまったく自信がないので、
おいしいところで注文しますねと言ったのですが、でもやっぱり私がつくろうと
決めました。
ヘタながらも心込めてつくってお祝いの気持ちを伝えたかったので。


完成したケーキはやっぱり『ガサツな人がつくるケーキ』
になってしまいました。
でもとてもよろこんでいただき、20㎝くらいのケーキを完食してくださいました。

          いちごの並べ方がとてもランダム

もちろん、前菜
      サラダ
      パスタ
      魚料理
      肉料理
      パン
 も完食でした。
       いとより鯛のソテー・いちごとキュウィの春らしいお祝いソース
それと、写真を撮るのを忘れましたが、ロゼのスパークリングワイン。
きれいなピンク色で、お祝いにぴったりでした。
本当にうれしい一日でした。
Kさんおめでとうございます。

2009/03/17

ネイビーバーガー

ハンバーガーが日本ではじめて食べられた街、横須賀で
1月から売り出された今話題(?)の
ネイビーバーガーを食べに行ってきました。

ネイビーバーガーは米海軍から提供されたレシピに基づいて
作られているそうで、は20%の脂身を含んだ100%牛挽肉170g以上
のパテで塩、こしょうだけで調味、フレッシュオニオンや
トマトをトッピングし、ケチャップやマスタードをかけて食べるという
本場アメリカの伝統的なハンバーガーだそうです。

ネイビーバーガーを食べられるお店は10件ほどありますが
ネイビーといえば『ハニービー』

『ハニービー』は米海軍横須賀基地の正面ゲートの道路をはさんだ
前にあり、いかにも基地の街にふさわしい店構え。


ずいぶん昔からあるので10代の頃、ハンバーガーや
スティックドッグ、ソフトクリームを当時の彼氏(今のダンナですが)と
食べに行きました。

日曜日のお昼過ぎに行ったら、並んで順番待ちをしているひとが
10人ほどはいたでしょうか、びっくり!
たぶん、市外から足を運んだような感じの2人組の男性客に
「お店をいれて、シャッターを押してください」なんていう人もいて、
ハニービーの歴史のなかでお祭り以外に
こんなことはなかったのではないのでしょうか?
繁盛していてなぜか私もうれしくなりました。

テイクアウトの人もおおかったので、15分くらいで席につけたと思います。
カウンターの前で大きい生のパテをジュウジュウと焼き、となりの鉄板では
バーンズが程よく焦げ目がつき・・・

早く食べたい・・・・
           ネイビーバーガー
          クオーターネービーバーガー
         大きさの違いわかりますか?


美味しかったですよぉ!
でも、新しいネイビーバーガーというよりも、
昔ながらのハニービーの味だなと思いました。
ファーストフードのハンバーガーは美味しくなるようにいろいろな調味料
で味付けされていますが、
ネイビーバーガーはいたってシンプル。これで十分!
本来のハンバーガーを、是非食べに行って欲しいです。
横須賀海軍カレーに次ぐ名物登場、うれしいです。
          久しぶりにドブ板を散歩してみました

2009/03/15

本間敦さんワインセミナー

地元横須賀の百貨店でイタリア展が催されていて、
初めての開催ということで、記念イベントのワインセミナーが
11日と14日に行なわれました。
11日はフランスワイン。
14日はイタリアワイン。
私は残念なことに11日はやっていることを知らなかったので
14日のイタリアワインのセミナーしか参加できませんでした。

講師は漫画『神の雫』の登場人物本間長介のモデルになった本間敦さん。
漫画のファンやワイン好きの人は是非参加したいセミナーなのでは
ないでしょうか。

実は私は漫画は読んだことがなく、テレビドラマをみたのも初回放送だけ。
本間さんのことは存じ上げませんでした。
本間さんのプロフィール、漫画のモデルになった経緯などを話していただき、
ちょっとびっくり。
そんな人のセミナーがなんと無料!
しかも、ワインは家飲みしないような高めのものを含め4種類のワインの
テイスティングもあり、質問にも丁寧に答えてくださり
素晴らしいセミナーでした。

その後店内の特設会場でワインを見ていたら、本間さんが!
そこでも質問にとてもとても丁寧に答えていただき、
写真も一緒に撮って頂き、すごく感激!        本間さん。 
        実は隣に私が写っているのですが私がみにくいのでカットしました

本間さんは本当にワインが好きで、ワインの素晴らしさを伝えたいという
思いで、しょうもない質問にも真剣に答えて下さるんだと思います。
すっかり本間さんのファンになってしまいましたし、
お話しいただいたワインやワインの造り手のファンにもなってしまいました。


 テイスティングの4本、左から 

    ゲヴェルツストラミナー2007

    バローロ2004

    ラグレインロッソ2004

   アマローネ・デラ・ヴァルポリチェッラ・クラシコ2001

全部イタリアワインの当たり年だそうです。おいしかった!

ゲヴェルツを購入してきました。

そうそう、韓流ファンの皆様、

『神の雫』は韓国でヨン様主演でドラマ化が決まったそうですよ。

     

2009/03/09

春キャベツのコールスロー

お久しぶりでございます。
前回から一ヶ月近くも更新していませんでした。
しかし、この一ヶ月はあっという間で、
料理教室や食堂の他に
展示会やら、お食事会、私の一番苦手な確定申告をし、
過ごしておりました。


その諸々のお役立ち情報をお伝えしたかったのですが、
時間がたつと古い情報になってしまいましたので、2月のことは置いておいて、
早くも3月、春らしいフレッシュな春キャベツのコールスローのレシピを。


コールスローはそのときのメニューや気分によって
味付けや入るものが違いますが、
みずみずしく、甘い春キャベツの美味しさをより引き出せるかなと思う
シンプルレシピです。




春キャベツのコールスロー

 材料
春キャベツ                      1玉
新玉ねぎか紫たまねぎかエシャロット     1/4個
塩                           適量
レモン汁                      1個分
オリーブオイル                大さじ1~
粒マスタード                   大さじ1

 つくり方
1 キャベツは太めの千切り、玉ねぎはうす切りにし、塩をまぶし
   しんなりさせる

2 1の水気を絞りレモン汁、オリーブオイル、粒マスタードで味付けをする

*キャベツをしんなりさせたときの塩分が残っているので塩を加えなくても
  良いと思いますが、たりなかったらたしてください



わが家では1玉分作ってもあっという間に食べてしまいます

これからしばらく春キャベツが食べられますので沢山食べてください。

ちなみに、コールスローはオランダ語の「kool」(キャベツ)

「sla」(サラダ)語源で、「cole slaw」というそうです