2008/09/29

お花のプレゼント

前々回の日記でお花を頂くのはうれしいなどと、書いたら
土曜日に「お花をお届けにまいりましたぁ!」と花屋さん。
え、えぇー!?
その一瞬でいろいろな考えが巡ります。
「あんなこと書いたから、だれか気を使って贈ってくれたのかしら?」
「ババ専のストーカー?」(かなりうぬぼれている)
「それとも花屋さんがあやしいの?」
「まさか爆弾?」
記念日じゃないし、こんな何もない時期に
「なに?何?ナニ?」



警戒しながら、こわごわ出ていった私の心が読めたのか、
「日和食堂さんにイシイさまよりお届けでーす、ご友人一同だそうですよ!」
とにっこり。
「へっ?・・・ああ(ほっ)はぁ、ありがとうございます・・・。」
「よかったねー!」
とこんな会話をしたと思うんですが、
その贈り主はその日の夜に日和食堂に来てくれることになっていた
夫の友人たちからでした。



日和食堂のオープンのときには気を使わせたら悪いと思い
連絡をしないで不義理をしていたのに、お店の話を聞いたらわざわざ
足をはこんでくれました。
しかも「遅くなっちゃったけど」ってお花のプレゼントまで!

でもお花はやっぱりわたしのブログを読んで、これだ!と思ったみたい
びっくりするのを想定していたみたいです
やられました。



その友人たちは夫が小学校や中学の頃からの幼なじみで
私は高校の頃からの友だちです
あらためて友だちって良いなって思いました。
私は皆と同じ空間で過ごすのは二十数年ぶりなのに
なんだか一瞬にして、まだ若い、幼い頃に時間をもどしてくれます
外見はその頃よりずいぶん老けましたが。
とても、とてもうれしい楽しい時間が過ごせました。



友だちのミナサン、
遠いところわざわざ来てくれてありがとうございます。
お花もホントにうれしかった!
もうひとつ、お花の思い出が増やせます。





その後、
友人たちと夫は
やっぱりうちでは不完全燃焼だったのか、タクシーで
二次会に出かけていきました。

2008/09/26

柚子胡椒

スーパーで青とうがらしとゆずが並んでおいてあり
ゆず胡椒にして欲しそうだったので、
早速つくってみました。

ゆず胡椒レシピ

 材料
ゆず               2個
青とうがらし       20本くらい
塩                適量

ゴム手袋

 作り方
青とうがらしの種をとり細かく刻む
おろしたゆずの皮と絞り汁、塩を入れて
すり鉢でする。

*ゴム手袋は必ずつけましょう
そうしないとヒリヒリして大変なことになります

青とうがらしの旬は9月いっぱいで
ゆずも青ゆずが出まわるので、この時期限定です。
ゆずが黄色くなってからのほうが良ければ
青とうがらしは冷凍しておきます。

こしょうは入っていないのにナゼ柚子胡椒というかと言うと
九州の一部の地域で唐辛子のことを「胡椒」と言うそうです。

2008/09/24

秋のお花

秋のお花をいただきました。

お花をもらうのってうれしいですね、
心が温かく、しあわせになりました。
きっとお花を贈るひともしあわせなひとなんでしょうね
私にくれたひとももちろん、いつも素敵で心豊かな方です。
もちろん、女性です。

お花を贈られるって、ありそうであまりないですよね、(私だけ?)
私は今までお花を頂いたときのことは全て覚えています
(それだけ少ないということですが)
いつもしあわせな気持ちで受け取りました、
毎回特別なシチュエーションだったわけではありません
でもしあわせでした。

友人のダンナさまに記念日などにお花を奥様に贈る方がいます。
いいですよねー!
すてきですよね~!!
私は、夫からはもちろん、
もらったことは、一度も、ないですよ~。
ダンナからもらうことはあきらめたので
これからはわたしもスマートにお花が贈れるひとに
なりたいと思います。

コスモス、われもこう、ホトトギス。

私:「あれ?ホトトギスって春の花じゃなかったんでした?
 ほら、『目に青葉 山ほととぎす 初がつお』って」

  「・・・あれは鳥のほととぎす・・」
 
スマートですてきなひとの道は険しい。

2008/09/13

栗入りパン


割れた栗の渋皮煮をつかって焼いたパンです。
大きいほうはブリオッシュ生地にバナナを練りこみ、
栗とクルミを入れた、名づけて
バナナと栗とくるみリングパン(そのまんま)

小さくなってしまっているほうは
朝食ケーキとでもいいましょうか、
栗入り全粒粉ケーキ。
バターや砂糖は普通のパウンドケーキは100g以上使うのに対して
大さじ2杯程度しかいれていないヘルシーケーキです。


ヘルシーだと娘たちに言ったらあっという間に食べられて
こんなに小さくなってしまいました。


とてもカンタン、栗入り全粒粉入りケーキのレシピ  
      (8×21㎝のパウンド型)

材料

 薄力粉           130g
 全粒粉            50g
 ベーキングパウダー   小さじ1
 栗の渋皮煮        好みの量
  (多いかな?というくらいでもok)
 渋皮煮のシロップ    大さじ2                 
 卵               2個
 牛乳            大さじ2
 バター           大さじ3
 砂糖            大さじ2

作り方

 バターを溶かして砂糖をまぜ、卵、シロップ、牛乳をよくまぜる
 ふるっておいた薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを加えて
 手早くまぜ、栗を加える。
 型に入れて170℃のオーブンで40分ほど焼く。

  *固めかなと思ったら牛乳で調整する

サワークリーム、メープルシロップなどを添えてどうぞ 


      

2008/09/11

栗の渋皮煮

急に秋めいてきました。
朝方はタオルケットだと寒くて凍死すると家族が言うので
毛布を出しました。
実はずーっと出しっぱなしにしていた冬掛けを8月のお盆休みに
しまったばかりなのに、こんなことならしまわなければよかった
と思っているものぐさ主婦です。


一昨日スーパーへ行ったら秋の味覚の栗がもう出ていました。
神奈川県産だったので買ってきて、渋皮煮をはじめてつくってみました。

実は私は布団の出し入れも嫌いなのですが、
栗をむいて食べることが小さいときから大嫌い。
栗がきらいなんじゃなくて、食べるまでの作業が大嫌い。
自分でとるくらいなら食べないほうが良いという具合なので、
実家にいるときには、大人になってからも、ゆで栗は
祖母が半分に切ってくれてスプーンをつけて渡してくれていました。
更に白状すると焼き魚や煮魚も祖父が身をとってくれていました。
もちろんカニも。
それって普通と思っていたけれど、ヘンでしょうかねえ・・・。
あ、結婚してからはもちろんちゃんと自分で食べていますよ!


そんなことで、生栗をむいて渋皮煮をつくろうなんて思ったことが
なかったのに、やってみようという気になりました。
鬼皮をむくのは以外にカンタン、
手間と時間はかかりますが、やっていくうちにとても楽しくなりました、
終わったときには、栗の甘露煮もつくろうと決めていました。



 栗の渋皮煮レシピ


 材料    
  栗                          1キロ
  重曹                        大さじ3
  砂糖(あればグラニュー糖)        800グラム
   *砂糖は栗の重量の80パーセントが基本
  好みでブランデー              100ccくらいまで




 作り方
  1 たっぷりの水か熱湯に半日つける(熱湯のほうが
    柔らかくなるのが早いらしい)
  
  2 鬼皮をむく。このとき実を傷つけないように、割れてしまいます
      (私は沢山割れてしまいました)

  3 30分ほど水につける

  4 新しい水にかえて重曹1/3を入れて火にかけ、アクをとりながら煮る
    沸騰後15分ほど煮て、火から下ろし、水をかえながら冷ます

  5 フキンで栗の表面を掃除する、太い筋もとる
     (たわしでこすると本などには書いてあるが、フキンがおすすめ)

  6 鍋に栗を戻し水と残りの重曹を入れて火にかける(2回目)
    4の作業をくり返す

  7 もう一度栗を鍋に戻し水をいれて火にかける(3回目)
    4の作業をくり返す

  8 20分ほど水につけて、水をかえて火にかけ、3回に分けて
    砂糖を入れて2時間煮る

  9 火から下ろしたら自然に冷ます

  ★  私は基本の砂糖の量よりかなり少なめの砂糖で煮て
     ブランデーではなく20年眠っていたウイスキーをいれてみました
     ウイスキーは入れなくていいんじゃないと家族は言っています
     うす甘の栗も良かったですよ

2008/09/10

地魚

いただき物の話が多くて恐縮ですが、
一昨日はお魚を沢山いただきました。
アジ、サバ、めばるを本当にいっぱい!
走水の沖へつりに出て大漁だったそうです。


地魚、うれしいですね。
私の地元の鴨居、観音崎、走水の魚はとても高値のつく良い魚です。
誰が名づけたか、観音サバとか観音アジとかいって
有名なブランド(?)サバとかアジよりよっぽど美味しいそうです。
今日は、私より人生大先輩グループのお料理教室で、
その生徒さんが言っていました。
私たちの町にも自慢できるものがあるんですよ。


地魚といえば、最近では私も世間でよく言われるように地産地消を心がけています、
いろいろな情報を見聞きしたり、勉強していくと、
その大切さをより感じるようになります。
地域の活性化はもちろんのこと、地産地消をすることで
遠くから入ってくるものも購入が抑えられれば、運搬にかかるエネルギーが
少なくてすむということ、つまりCO2の削減になるんだそうです。
消費者に届くまでの時間が早ければ、鮮度も落ちないし栄養の損失も
少ないし、おいしいですよね。
それぞれの地域で生鮮食品が地元のものでまかなえるようになればいいですね。


まあ、そう言いつつ、
一昨日のお魚はタダでいただいたので、地域貢献にはなりませんが、
スミマセン。


そうそう、それで、その大量のお魚は、少し親戚などにわけてから、
アジはすべてアジフライに。
少しは他の料理にすればよかったのにと言われましたが、
とってもアジフライ気分。
なにをかくそう、私のフライランキングではアジフライは堂々2位。(1位は
カキフライ)
胃もたれするまで食べたい気分。
すごく美味しかったです、よそでとれたアジとは全然違いました、
さすが観音アジ!
そして、さらにその日は新潟の枝豆をいただき、それもすごくおいしかったです。
うれしい、うれしい夕飯でした。


タマキさん、イノウエさんごちそうさまでした。




           早く食べたくてヘンな写真になってしまいましたが

             アジフライ・自家製らっきょう入りタルタルソース

                 サバはもちろんみそ煮です
 らっきょう入りタルタルソースのレシピ

  材料

  らっきょう 、マヨネード、 粒マスタード(全て適量)

  作り方

  らっきょうをみじん切りにし、マヨネーズ、粒マスタードとまぜる

 

2008/09/08

メロンのスープ・もうひとつ


以前、メロンのスープを気に入ってくださったお客様が

また飲みたいと言って下さったので、

今回は赤肉のメロンのスープです。

オレンジ色なので涼しげではないのですが、とてもステキに出来上がりました。

グリーンのメロンのときは、レタスを合わせましたが、

今回はズッキーニを。

ズッキーニはビタミンAとCを含みメロンはカリウムを豊富に含み、

更に赤肉のメロンはカロテンも含んでいるので、栄養価も高そう。

 メロンとズッキーニのスープ

 材料

 メロン           1/2個

 ズッキーニ       1/3~1/2本

 レモン汁        1/2個分

 塩            少々

 オリーブオイル    適量

 作り方

 オリーブオイル以外の材料を全部ミキサーにかける。

 器にそそぎ、オリーブオイルをかける

2008/09/03

バター、バター、バター・・・

今年の冬からのバター不足、一時より出回り始めたとはいえ
困っている方も少なくないと思います。


バターの姿をスーパーの冷蔵ケースで見かけない日が続いていたので、
私もないと困るなと思い、スーパーで運良く、
何日ぶりかの入荷の日にあたると、買ってストックしておくようになりました。


そうして集めたバターが、気づいたら8本。
しかも全部カルピスと四つ葉のポンドバター、全部で3,6キロのバターです。
その間何本かは使い、見かけると買い足していたようです。


お菓子を作る方ならすぐにつかってしまう量なのかもしれませんが、
私は最近は焼き菓子を作らないのと、
料理もめったにバターを使わないことに気がつきました。
それなのにナゼ使わないということも気づかずに買ってしまっていたのでしょう?
謎です。
なんとかっていう心理でしょうか?


何本買ってあるのかも気がつかなかったので当然、消費期限がいつだったか
ということも考えてもいませんでした。
見てよかった!ギリギリセーフ!!
一ヶ月くらいの余裕があったものと、明日までのもの、
2本をあしたまでに使い切らないといけません。


そこでバターを沢山使うお菓子をひたすら焼きました。
スコーン、
バナナとくるみとラムレーズンのバターケーキ
抹茶とあずきのバターケーキ
まだ、残ってる! プレーンなカップケーキ・・・
・・・・・まだ残っているので、ホワイトソースにします


使いもしないのに欲を出した私が愚かでした、もう少し考えて
買い物をするべきだと思いました。
消費期限ののこっているものは冷凍して、大事に使おうと思います。

フードプロセッサーで作る
    抹茶とあずきのバターケーキのレシピ


 材料(8×21㎝のパウンド型)
  無塩バター              130g
  グラニュー糖              80g
  卵                     2個
  ゆであずき(加糖)         200cc
  薄力粉                180g
  抹茶                 大さじ1
  ベーキングパウダー        小さじ1


 作り方
  フードプロセッサーに刻んだバターを入れてまわし、
  砂糖を入れてまわし、卵を少しずつ入れてまわし、
  合わせて振るっておいた薄力粉、抹茶、ベーキングパウダーを
  入れて、ひと混ぜ、あずきを加えて型に入れて
  160℃~170℃のオーブンで40~50分焼く