2008/10/31

塩原のおみやげ

塩原にいる姪っ子が休みで帰ってきて、

塩原の大根となめこのおみやげをくれました。


なめこはスーパーで小さいビニール袋に入っているのとは違い、

普段、お目にかかれないような、大きくて、立派なもの。

「なめこおろしがいいよ」と言うんですが、

せっかくだから、少しだけ手をくわえることに。


厚揚げのなめこおろしあんかけ

焼いた厚揚げに、だし汁とみりん、しょうゆで煮たなめこをかけ、

大根おろしをのせ、こねぎをちらす。(少し濃いめに味つけた方が良い)

やっぱりたったこれだけのものでも食材がいいと違います。


残った大根は豚肉とさっぱり出し煮に。

煮物にもおつゆにもなる、わが家定番メニュー。

大根はスーパーに出回っているものは時期がはやいのでまだかたくて

あまりおいしいとはいえないものが多いのですが、

柔らかくて、とてもおいしかったです。

姪が塩原からわざわざ運んできてくれたものだから

特別おいしかったのでしょうかね。

本日のわが家のメニューはなめこと大根のほかに

地元、横須賀産のいわしのさしみとさつまいものレモン煮、

昨日の残りのしめじごはん。

ユキ、ありがとね、いただきます。

2008/10/26

食堂かたつむり

こう見えても読書好きの私。
とは、言ってもミステリーやサスペンスファンですが。

近頃ではめずらしく文芸書で感動した作品
『食堂かたつむり』。

主人公のいろいろな思いが自分と重なることもあり
彼女が身近に感じました。
「食」の大切さ、素晴らしさをこんなに語ってくれてありがとう。
という感じです。

是非多くの人に読んでほしいです。


親ゆずりの単純な娘が本を読み終わって、
「子どもが産まれたらりんご(主人公のあだ名)にしようかなぁ」だって。
もちろん、彼氏の気配もありません。

2008/10/25

鎌倉野菜

昨日はどしゃぶりの雨の中、
ある講座で知り合った若くてかわいいお友だちの
シズちゃんとタエちゃん、北海道から遊びに来ていたタエちゃんのお母さんと
鎌倉野菜ツアーへ行ってきました。


ある講座というのは、
〈ベジタブル&フルーツマイスター講座〉という
いわゆる野菜ソムリエになるための講座です。


そこで、先生から鎌倉の市場は、鎌倉野菜が生産者直売で
時期になると日本一トマトの品種が多くでていてとても良い市場だと
聞き、是非行きましょうということに。


近隣の方はご存知かと思いますが、東急ストアの駐車場
の隣のホッタテ小屋ような市場で、私は鎌倉へ行くとたまには行っていた
のですが、午後にいっていたので品物があまりないことが多く、
そんなに優秀だとは知りませんでした。


昨日は、午前中で、雨というこもあり、沢山の品物がありました。
新鮮でどれもこれもおいしそう!
レタス類も葉がピンとしていて、スーパーではお目に
かかれないような美しい姿。

写真の右端の濃い緑の葉は黒キャベツ、ボロニアキャベツとも言うそうです

キャベツの原種、ケールに近いのかな?苦味が強いです。
おばさんが教えてくれたところによると

煮るとジャムになるので、フランスパンにつけて食べるそうです、

味付けは塩らしい。(ジャムというより、ディップかな?)

私はオリーブオイルと塩でじっくり蒸し煮にしてみました。

つくりながら味見をしていたら、OKとなる前になくなってしまいました。

一番よかったのが、黒キャベツのとなりの紫がかったかぶ。

普通のかぶにくらべて辛味があり、大根の辛味とかぶの甘味

が良い具合に調和しているかんじ。

皮をむかずに薄くスライスしてサラダにいれて、とてもおいしい。



野菜を買い、ランチは稲村ガ崎の『海菜寺』(うなじ)へ。

こちらも鎌倉野菜をつかった創作和食のお店。

いただいたのは3700円くらいの黒毛和牛のソテーの定食。


野菜の前菜がきれいでおいしい。

美しくおいしいものは、やっぱり心もからだもきれいになるような気がします。

お店の雰囲気も無駄な装飾も無く、ナチュラルで落ち着きます。

湘南方面、買い物やドライブしながら行かれるし、

〈お気に入り〉にいれることにします。

地元生産者直売の市場が横須賀にもあれば良いな、と思いつつ

お店を後に。

由比ガ浜の『腸詰屋』でソーセージとロースハムを買い、

サザンの歌にある『日影茶屋』に行きたいという、タエちゃんのおかあさんの

リクエストがあり、でも、『ラ・マーレ・ド・チャヤ』のほうがロケーションがいいので

『ラ・マーレ』でお茶を。

ミナサン料理や野菜が好きで、講座で一緒になったので、

好きなことを通じての出会いで楽しい時間がすごせるしあわせを

また感じた一日でした。

タエちゃんのおかあさんはこの日はじめてお会いしたのに

とても楽しく仲良くなりました。

こんどは北海道でお会いしたいなと思いました。

2008/10/22

きのこの佃煮

秋の味覚のきのこ

松茸以外のポピュラーなきのこは一年中でまわっていますが、
やっぱり、よく料理に使うのは秋から冬にかけて。
生椎茸はぽってりと大きいものが出るし、味も良いと思います。
(七輪で焼くとこれがまたおいしい!)


私は使う目的がなくてもこの時期は
目に付くきのこ類を常に買い置きしておくクセがあります。(松茸以外)

ひとつ減ると、また買い足しておくという具合に。
常にストックがあると安心していられます。
特別好きなわけではないのに、なぜか秋のきのこだけに限って
そうしてしまいます。

でもうっかりして使い忘れることもしばしばあり、
早く使ってしまわなければ、という状況にもなってしまうことも。
そんなときにつくるのがきのこの佃煮



きのこの佃煮レシピ

材料
しいたけ

本しめじ

まいたけ

エリンギ

えのきだけ

ブナピー・・・なんでも     大体600gくらい


だし汁                   1カップ
しょうゆ                 大さじ2~3
みりん                   大さじ2

作り方
だし汁としょうゆ、みりんをあわせて煮立たせたら
適当な大きさに切ったきのこ類を入れて
5分程水分がすくなくなるまで煮る

*しょうゆ、みりんは味をみながら加減してください

温かいごはんにまぜるときのこまぜご飯のできあがり。
常備菜にしておくと便利です。



 
前々回のポタージュの補足があります。


とうもろこしのそいで実をはなして実を他の野菜と炒めて煮る
というところで、とうもろこしの軸と粒がつながっているところに
一番うまみと栄養があるので離した軸は捨てないで
煮る時に一緒に煮て、火が入ったら残っている部分をとると良いそうです。
それを、入れると入れないとではずいぶん違うそうです。

ブログを読んだ叔母がおしえてくれました。

前に栗の皮むきをくれた叔母で、なんでも物を持っているだけでなく
知識もとっても豊富です。
いつもいろいろ教えてもらってます。
心強い師匠です。

というわけで、来年とうもろこしの季節になったら思い出してください。

2008/10/20

充実の一日

昨日はヤマダさん、ミヤタさんと

お世話になっていた四ツ谷のフードコーディネータースクール、
『祐成陽子クッキングアートセミナー』

で開催されたカレンダー展に行きました、

私の恩師の祐成二葉先生は何冊も本をだされていて、テレビや雑誌でも活躍中、
その二葉先生の製作した来年度のカレンダーにちなんだ
写真やディスプレイ、カフェ、バザーと盛り沢山な展示会でした。



今の仕事を始めるにあたり、いろいろな方々にお世話になったなかでも
校長の陽子先生には一番最初に背中を押していただいたと思っています。

卒業間近の個人面談で、
「1年か2年後に自宅で料理教室をやりたいんですが」と私。
「1年なの?2年なの?1年と2年じゃ倍違うでしょ、やるなら
 早くやりなさい。」と陽子先生のシンプルな回答。
は、そうだ。と卒業後3ヶ月で料理教室を始めていました。

(まあ、私はクラスの中で最高齢、20代、30代前半の方が多く、
中には現役女子大生もいたので、
そんな方から比べたら、時間の制限がかなりありますからね。)

とにかく、その言葉がなぜだか、いつも私の心の中に残っています。
先生にとったら、特別なことでなく、当然の言葉だったのだろうと思います。
私にはなんだか、新鮮で、初めて聞いた意味の言葉に感じました。
そして、さりげない言葉の中にも生き方、
考え方のヒントがあることを知りました。
本当に感謝です。

そして、講師にはやはり、テレビや雑誌で活躍中の
高沢紀子先生。ただ今、東京MXテレビの『ULALA』という番組で
毎週木曜日、14分でつくる料理のコーナーに生出演中です。
とてもお忙しそうなのにいつも元気で、明るい高沢先生も大好きです。

そんな先生方に、いつ伺っても、温かく迎えていただけることも
とてもうれしいです。

そうそう、ちなみに今若い女の子に大人気のフードコーディネーターの
SHIORIちゃんは、私がスクールへ通っていた頃、まだデビュー前で、
スクールのアシスタントをされていて、わりとよく話しを話しをし、
校長先生の飛騨高山のお宅へも一緒に行き、一様、お友だちに
させていただいています。ちょっと自慢です。

展示会の話しにもどしますが、
カフェで先生方手作りのタイ風カレーとアンパン、サングリアをいただき、
バザーでカワイイ麻袋やマフラーを購入しました。
買いたいものが沢山あったのに、それからまだ、いろいろ、歩き回らなくては
いけないので、あきらめ、スクールをあとにしました。


それから四ツ谷三丁目のお気に入りのワインショップへ行き、
今度、オノさん宅でやる、第二回ワインパーティー用のワインを購入。
セレクトするのはミヤタさん。
私も自宅の忘年会用のワイン5本を早々と購入。
そこのワインショップの店長さんはとても親切、本当にワインを
愛してる気持ちが伝わってきます。

そして、今話題の代官山の『イタリー』へ行き、

同じく代官山の『アクセレント・スタイル』という生活雑貨のお店へ。
最近『アクセレント・スタイル』さんの代表の奥様で代官山店の店長をしておられる
マスミさんと知り合いになり、お店に伺いました。
カラフルでキュートな生活雑貨が置いてありますよ。
代官山へ行かれたら、是非立ち寄ってあげてください。


少し疲れたので、『カフェ・ミケランジェロ』で休憩、
スプマンテとシュークリームを中庭でいただき、

ミヤタさんと別れ、

ヤマダさんと私は、更に横浜で友人への贈り物を探し、
夕食をとりながらしゃべりまくり、
ヤマダさんと別れたのは午後10時をまわっていました。

内容の濃い一日を過ごしました。ふぅ。

2008/10/17

北海道の恵みポタージュ

オオクボさんから北海道のおみやげの
とうもろこしとじゃがいもと玉ねぎをいただきました。


とうもろこしは茹でていただこうと思いましたが、
なんだか簡単に食べるのがおしくって、
じゃがいもと玉ねぎも頂いたし、材料が全部あるので
コーンポージュを作ることにしました。

とうもろこしを包丁でそいで実をはなし、薄切りにした
じゃがいもと玉ねぎとバターでじっくり焦がさないように
炒め、水を少量入れ、材料がやわらかくなるまで煮て、
ハンドプロセッサーなどでピューレ状にし、
もう一度火にかけ牛乳と生クリームをいれて好みの濃度にする
塩、こしょう、で味付け。


余計なものはなにもいりません、
野菜のうまみ、コーンの甘味のたっぷりでたおいしいポタージュが
できました。

そうそう、バターも先日、タマキさんからいただいて、
大事に使っていた富良野バター
牛乳も生クリームは地元スーパーで買ったけど北海道産。
恭しくいただくことにします。

秋の北海道、私も行きたいです。

オオクボさんごちそうさまでした
思いがけず豊かなポタージュができました
モッチャンにヨロシクね!


2008/10/16

ローストビーフ

お待たせしました。
ローストビーフのレシピです



ローストビーフレシピ

材料
牛かたまり肉(ロースかもも)      700g
塩                    小さじ半分~
黒こしょう                   適量
オリーブオイルかサラダ油       大さじ1~
赤ワインかブランデー          大さじ2
たまねぎ                  半分
にんじん                  半分
セロリの葉                1本分



作り方
肉に塩、こしょうをすりこみ、たこ糸でまいて形を整える
フライパンにオイルを熱し、肉の表面を焼き
赤ワインかブランデーをふりかける
オーブン用のバットに野菜を敷き、肉を入れ、
180℃に温めたオーブンで30分から40分焼く
焼きあがった肉はアルミホイルでくるみ10分ねかせる



グレービーソース
肉を取り出したバットに赤ワインをそそぎ、へらで肉を焼いた
フライパンにこそぎいれ強火にかける、スープストックをそそぎ
少し煮詰めたら濾す。なべに戻し、もう一度火にかけ
塩、こしょうで味を調えて、コーンスターチでとろみをつける




 写真の写りがあまりよくなくてごめんなさい

わが家はガスオーブンで40分焼いたらミディアムとウェルダンの
間くらいのやけ具合でした。
バットの横にぬらしたクッキングペーパーとアルミホイルで包んだ
さつまいもを一緒にいれて焼きました
とても合理的ですよ。
付け合せにしたら、格の下がったローストビーフになりました。
是非付け合せにしないことをオススメします。

なぜローストビーフのレシピかというと

料理教室の2グループの生徒さんから

クリスマスのローストビーフを教えて欲しいとか、

お正月に作って欲しいという話が出たので

簡単すぎて教室で教えるほでのことでもないし

お正月用は自分でつくったほうがおいしいですよ

ということでブログにレシピをアップする約束をしました。

本当にかんたんだと思いますがいかがでしょう?

是非やってみてください


2008/10/14

ごめんなさい

いろいろな用事が重なり、
とても久しぶりの更新になってしまいました。


忙しい、忙しいと駆けずり回るほどは忙しくはないのに
ここ、1、2週間どんなふうにすごしたかを
すぐには思い出せないのですが、ぼけてしまったのでしょうか?


でも毎日苦しく忙しいのではなく、楽しい忙しさなので
充実はしています。


日曜日はオノさん宅の新築披露パーティーがあり、
お料理をお手伝いさせていただいたことや、
マジシャンの話しなど書こうと思いましたが、
前日の夜、中学時代の同窓会があり、
30数年ぶりに会う友だちもいたのでうれしくなって、つい長居をしてしまい、
それがたたって、カメラを持っていくのを忘れ、ぼーとしていて
うまく話しが組み立てられないので
パーティーの話はオノさんのブログをご覧になってください。


http://ameblo.jp/qualia-yokohama/

そんなわけで、お料理教室のみなさん、約束したローストビーフのレシピ

アップできなくてごめんなさい。もう少しお待ちください。